薄毛が気になり始めたタイミングで、ヘアケアについて考え始める人も少なくありません。現在は多くの育毛シャンプーが発売されており、選ぶだけでも一苦労です。また、育毛シャンプーにもそれぞれ強みや特徴があり、一概に説明できないのも難しいところです。
本記事では、育毛シャンプーの効果や注意点、おすすめの育毛シャンプーについて解説します。薄毛が気になりだしてシャンプー選びに悩んでいる方はぜひ参考にしてください。
育毛シャンプーは薄毛に効く？それとも効かない？
育毛シャンプーとは、髪の毛が成長しやすい頭皮環境を整えるのに役立つシャンプーです。直接的に髪の毛を生やしたり、増やしたりする効果はありません。そのため、これから薄毛対策を始めたい方や、髪の毛にハリやコシが感じられずに悩んでいる方に適しているといえます。
育毛シャンプーは通常のシャンプーに含まれている洗浄成分に加えて、頭皮環境を整えるさまざまな成分を配合しています。たとえば、抜け毛予防に役立つ成分や保湿成分、頭皮の血流を促す成分などです。頭皮環境を改善することでフケやかゆみが抑えられたり、髪の毛に栄養分が行き渡りやすくなったりすることが期待できるでしょう。
メンズ向け自分に合った育毛シャンプーの選び方
ひと口に育毛シャンプーと言っても、複数のメーカーからさまざまな商品が販売されています。商品ごとに配合されている成分やアプローチできるお悩みも異なるため、自分に合った育毛シャンプーを選ぶことが大切です。
育毛シャンプー選びのポイントを解説するため、どの育毛シャンプーを選ぶか迷っている方は参考にしてください。育毛シャンプーによく配合されている成分の役割についても解説しているため、成分を見ながら選んでみるとよいでしょう。
育毛シャンプー選びで注目すべきポイントは「洗浄力・頭皮ケア成分・刺激性」の３つ！
育毛シャンプー選びのポイントを3つ紹介します。
- 洗浄力
- 頭皮ケア成分
- 刺激性
それぞれ詳しくみていきましょう。
洗浄力は皮脂の量で判断
シャンプーは、洗浄成分の種類によって洗浄力が異なります。自分にとって適切な洗浄力のシャンプーを選ぶことが大切です。適切な強さのものを選ぶことで、頭皮にとって必要な水分や油分を残したまま、汚れや余分な皮脂だけを洗い流せます。洗浄力の強さは、皮脂の量を基準に選びます。
皮脂の量が多く頭皮のベタつきが気になっている方は、余分な皮脂を洗い流せる強さのものを、皮脂の量が少なく頭皮がカサついている方は、洗浄力がマイルドなものを選ぶのがおすすめです。洗浄力が強すぎると、必要な皮脂も洗い流してしまうことで頭皮の乾燥につながるため注意しましょう。皮脂の量に応じたおすすめの洗浄成分は以下の通りです。
| 皮脂の量 | おすすめの洗浄成分 |
| 少ない | 成分名にグルタミン酸やアラニン、グリシン、ベタインとつくもの |
| ふつう | 成分名にカルボン酸やタウリンとつくもの |
| 多い | 成分名にスルホン酸や石けんとつくもの、高級アルコール（例：ラウリル硫酸ナトリウム） |
頭皮ケア成分はシャンプー後の理想の仕上がりから選ぶ
育毛シャンプーに配合されている頭皮ケア成分は、種類によってシャンプー後の仕上がりやアプローチできるお悩みが異なります。抱えている頭皮のお悩みに合わせた成分を選ぶことで、育毛シャンプーによる頭皮の変化を感じやすくなるでしょう。
育毛シャンプーでケアできるお悩みには、髪の毛のハリやツヤ、頭皮のフケやかゆみ、ドライヤーの熱によるダメージケアなどが挙げられます。それぞれのお悩みに役立つ成分は以下の通りです。
| 目的・求める仕上がり | おすすめの頭皮ケア成分 |
| ハリ・ツヤが欲しい | イチョウ葉エキス、アデノシン、トコフェロール、センブリエキスなど |
| フケ・かゆみを抑えたい | グリチルリチン酸ジカリウム、コラーゲン、ヒアルロン酸など |
| 熱ダメージから守りたい | ケラチン、セラミドなど |
肌が弱い場合は刺激が少ない育毛シャンプーを選ぼう
育毛シャンプーに含まれている成分のなかには、少なからず頭皮に刺激を与えてしまうものもあります。たとえば、以下のような成分は注意が必要です。
- 防腐剤（パラベン）
- 合成着色料
- 香料
- シリコン
- メントール
防腐剤はシャンプーの腐敗を防ぐために配合されている成分、合成着色料や香料はシャンプーの見た目や使用時の香りをよくするための成分です。シリコンは髪や頭皮をコーティングすることで、水分の蒸発を防ぎます。メントールはスーッとする成分で、シャンプー時に爽快感を与えてくれます。
どの成分もシャンプーの品質や使用感をアップさせるために使われているものですが、人によっては頭皮がヒリヒリしたり、赤くなったりといった刺激を感じることもあるでしょう。敏感肌の方は上記のような成分が配合されていない育毛シャンプーを選ぶか、一度テスターを使ってみて刺激感の有無を確かめるのがおすすめです。
押さえておきたい育毛シャンプー選びで重要な主成分
育毛シャンプーの選び方で解説したポイントについて、具体的な成分やおすすめしたい方の特徴をまとめました。成分を見ながら、より自分のお悩みに合った育毛シャンプーを選びましょう。
- 洗浄成分
- 頭皮ケア成分
- 刺激性のある成分
各成分の詳細を解説します。
洗浄成分編
| 成分名 | 効果 | おすすめの人 |
| ココイルグルタミン酸Na | 洗浄力がマイルドで低刺激、しっとりとした洗い上がり | 敏感肌の人 皮脂の量が少なく頭皮が乾燥ぎみの人 |
| ラウレス-4カルボン酸Na | 比較的高い洗浄力と、髪や頭皮への低刺激性を両立している | 皮脂によるベタつきや頭皮の乾燥などが極端に気になることのない人 |
| オレフィンスルホン酸Na | 洗浄力が高く泡立ちがよい | 皮脂による頭皮のベタつきが気になる人 |
頭皮ケア成分編
| 成分名 | 効果 | おすすめの人 |
| イチョウ葉エキス | 血流の促進や活性酸素の働き抑制 | 髪の毛のハリやコシ、ツヤなどが気になる人 |
| グリチルリチン酸ジカリウム | 頭皮の炎症を抑える | 頭皮のかゆみやフケが気になる人 |
| セラミド | 髪や頭皮を保湿する | 乾燥による髪の毛のパサパサ感が気になる人 |
刺激性編
| 成分名 | 効果 | 避けた方がよい人 |
| メントール | スーッとした使用感がある | 爽快感を刺激に感じる人 |
| シリコン | 頭皮や髪の毛をコーティングして保湿する | シリコン配合シャンプーで頭皮に刺激を感じる人 育毛剤と育毛シャンプーを併用する人 |
| パラベン | シャンプーの腐敗を防ぐ | パラベンを配合したシャンプーで頭皮のかゆみや刺激感などを起こしたことがある人 |
メンズ向け育毛シャンプーの選び方まとめ
男性向けの育毛シャンプーを選ぶ際は、以下の３点に着目するのがおすすめです。
- 自分に合った洗浄力の強さを選ぶ
- 自分のお悩み解決に役立つ頭皮ケア成分を配合したものを選ぶ
- 刺激性のある成分を避けて選ぶ
洗浄力の強さは、皮脂の量を参考に選ぶのがおすすめです。ただし、皮脂が多いからといって洗浄力が極端に強いシャンプーを選ぶと頭皮にとって刺激になる可能性もあるため注意が必要です。
また育毛シャンプーには、健康な頭皮環境を整えるのに役立つさまざまな頭皮ケア成分が配合されています。頭皮に関する現状のお悩みに合ったものを選びましょう。シャンプーを使って頭皮に刺激を感じたことがある方は、刺激感につながる可能性のある成分を配合していないシャンプーを試してみるのもよいでしょう。
【ニーズ別】メンズ向けおすすめ育毛シャンプー8選
解説した選び方のポイントや具体的な成分をもとに、おすすめの育毛シャンプーを紹介します。
- 皮脂の量が気になる人向け
- 髪のボリュームやコシ・ツヤを重視する人向け
- 低刺激のシャンプーを重視する人向け
皮脂の量が気になる人におすすめの育毛シャンプー
皮脂の量が気になる人におすすめしたい育毛シャンプーを3つ紹介します。各商品の特徴を表にまとめました。
| 洗浄力 | 頭皮ケア成分 | 刺激性 | 特徴 | |
| 薬用育毛剤ニューモ ニューモ ヴァクトリー スカルプシャンプー | 高い（主な洗浄成分：オレフィンスルホン酸Na） | ピディオキシジル（スカルプ成分） センブリエキス（ハリ・ツヤ） ケラチン（熱ダメージ） グリチルリチン酸ジカリウム（フケ・かゆみ）など | メントール 香料 など | ・スーッとした爽快感のある洗い心地 ・頭皮をうるおして健やかに保つ ・髪の毛にハリやコシを与える |
| BAKUシャンプープレミアム | マイルド（主な洗浄成分：ココイルグルタミン酸 TEA、コカミドプロピルベタイン） | センブリエキス（ハリ・ツヤ） リシンHCL（スカルプ成分） ピディオキシジル（スカルプ成分） | なし ※全ての人に刺激がないわけではない | ・低刺激で優しい使用感（ノンシリコン、合成着色料、パラベン不使用など） |
| POLYPUREポリピュア スカルプシャンプー（薬用シャンプー） | 高い（主な洗浄成分：1,2-ペンタンジオール） | グリチルリチン酸ジカリウム（フケ・かゆみ） トコフェロール（ハリ・ツヤ）など | なし ※全ての人に刺激がないわけではない | ・毛穴に詰まった余分な皮脂やスタイリング剤もスッキリ洗い流す ・ノンシリコンで低刺激 |
それぞれの商品について詳しく紹介していきます。
薬用育毛剤ニューモ ニューモ ヴァクトリー スカルプシャンプー
| 洗浄力 | 頭皮ケア成分 | 刺激性 | 特徴 | |
| 薬用育毛剤ニューモ ニューモ ヴァクトリー スカルプシャンプー | 高い（主な洗浄成分：オレフィンスルホン酸Na） | ピディオキシジル（スカルプ成分） センブリエキス（ハリ・ツヤ） ケラチン（熱ダメージ） グリチルリチン酸ジカリウム（フケ・かゆみ）など | メントール 香料 など | ・スーッとした爽快感のある洗い心地 ・頭皮をうるおして健やかに保つ ・髪の毛にハリやコシを与える |
皮脂による頭皮のベタつきや、フケ・かゆみが気になっている人におすすめの育毛シャンプーです。
- 洗浄力の高い洗浄成分配合で、余分な皮脂をスッキリと洗浄
- 健康な髪の毛が育ちやすい頭皮環境を整える6つの有効成分を配合
- メントール配合で爽快感のある洗い心地
3つの独自成分と6つの有効成分を配合した育毛シャンプーです。頭皮にうるおいを与えて乾燥から守り、健やかな頭皮環境を整えます。また、髪の毛にハリやコシ、ツヤを与える成分が配合されているため、髪の毛のボリューム感やパサつきなどが気になる方におすすめです。メントールの爽快感が特徴なため、さっぱりとした洗い心地がお好みの方にもおすすめです。
洗浄力の高い洗浄成分や人によっては刺激性のあるメントールが配合されているため、敏感肌の方や頭皮が乾燥している方はご注意ください。頭皮に刺激を感じた場合は、使用を中止してください。
BAKUシャンプープレミアム
| 洗浄力 | 頭皮ケア成分 | 刺激性 | 特徴 | |
| BAKUシャンプープレミアム | マイルド（主な洗浄成分：ココイルグルタミン酸 TEA、コカミドプロピルベタイン） | センブリエキス（ハリ・ツヤ） リシンHCL（スカルプ成分） ピディオキシジル（スカルプ成分） | なし ※全ての人に刺激がないわけではない | ・低刺激で優しい使用感（ノンシリコン、合成着色料、パラベン不使用など） |
皮脂の量と頭皮への刺激の両方が気になる人におすすめの育毛シャンプーです。
- マイルドな洗浄成分で頭皮の汚れや皮脂をやさしく洗浄
- ボリュームのある髪へと導くスカルプ成分配合
- パラベンやシリコンなどを配合せず低刺激
皮脂による頭皮のベタつきは気になるけれど、洗浄力の高い洗浄成分で洗うのは避けたい人におすすめです。洗浄力がマイルドなアミノ酸系の洗浄成分を使用しているほか、ノンシリコンやパラベン不使用など、頭皮への刺激を配慮した成分構成になっています。頭皮に優しくありながらも、育毛に役立つ成分はしっかりと配合。ボリューム感のあるふさふさとした髪へと導きます。
マイルドな洗浄成分を使用しているため、皮脂の量がとくに気になっている方には洗浄力が物足りないかもしれません。シャンプー直後も頭皮のベタつきが気になる場合は、少し洗浄力の高い育毛シャンプーを検討してもよいでしょう。
POLYPUREポリピュア スカルプシャンプー（薬用シャンプー）
| 洗浄力 | 頭皮ケア成分 | 刺激性 | 特徴 | |
| POLYPUREポリピュア スカルプシャンプー | 高い（主な洗浄成分：1,2-ペンタンジオール） | グリチルリチン酸ジカリウム（フケ・かゆみ） トコフェロール（ハリ・ツヤ）など | なし ※全ての人に刺激がないわけではない | ・毛穴に詰まった余分な皮脂やスタイリング剤もスッキリ洗い流す ・ノンシリコンで低刺激 |
頑固な皮脂汚れが気になる人におすすめの育毛シャンプーです。
- 毛穴に詰まった汚れを奥までしっかり洗浄
- 気になる頭皮のかゆみやフケ、ニオイもケア
- ノンシリコンで頭皮に優しく低刺激
洗浄力の高い洗浄成分を配合しているため、頑固な皮脂汚れが気になる方におすすめです。皮脂をエサとするニオイの原因菌を抑える成分も配合されており、頭皮のニオイケアにも役立ちます。ノンシリコンのため、シリコンにより頭皮に刺激を感じる方でも使用できます。
ノンシリコンではあるものの、洗浄成分は洗浄力の強いものを使用しています。敏感肌や乾燥肌の方は、頭皮に刺激を感じることもあるため注意してください。使用後にかゆみや赤みなどの異常が現れた場合は、使用を中止してください。
髪のボリューム・コシ・ツヤを重視する人におすすめの育毛シャンプー
髪のボリュームやコシ、ツヤが気になる方におすすめの育毛シャンプーを3つピックアップしました。
| 洗浄力 | 頭皮ケア成分 | 刺激性 | 特徴 | |
| NILENILE スキャルプシャンプー | 中程度（主な洗浄成分：ラウロイルメチルアラニンNa、オレフィンスルホン酸Na） | センブリエキス（ハリ・ツヤ） カンゾウ根（頭皮環境を整える）など | メチルパラベン 香料 など | ・3種の植物由来ボリュームサポート成分配合 |
| BAKUシャンプープレミアム | マイルド（主な洗浄成分：ココイルグルタミン酸 TEA、コカミドプロピルベタイン） | センブリエキス（ハリ・ツヤ） リシンHCL（スカルプ成分） ピディオキシジル（スカルプ成分） | なし ※全ての人に刺激がないわけではない | ・ふさふさ成分のピディオキシジル配合 |
| スカルプＤ薬用スカルプシャンプー ドライ(乾燥肌用) | マイルド（主な洗浄成分：Ｎ-ラウロイル-Ｌ-アスパラギン酸ナトリウム） | グリチルリチン酸ジカリウム、アラントイン（フケ・かゆみ） | メントール | ・7種類のハリ・コシ成分配合 |
NILENILE スキャルプシャンプー
| 洗浄力 | 頭皮ケア成分 | 刺激性 | 特徴 | |
| NILENILE スキャルプシャンプー | 中程度（主な洗浄成分：ラウロイルメチルアラニンNa、オレフィンスルホン酸Na） | センブリエキス（ハリ・ツヤ） カンゾウ根（頭皮環境を整える）など | メチルパラベン 香料 など | ・3種の植物由来ボリュームサポート成分配合 |
頭皮環境を整えて、ボリューム感のある健やかな髪の毛を育てたい人におすすめの育毛シャンプーです。
- 髪のボリュームをサポートする3種類の植物由来成分配合
- アミノ酸系洗浄成分の濃密泡が皮脂や汚れを優しく除去
- 頭皮環境を整える成分を4種類配合
スカルプケアに欠かせないセンブリエキスをはじめ、頭皮を潤したり、巡りをサポートしたりする成分が配合されています。主にアミノ酸系の洗浄成分を使用していて、濃密な泡立ちが特徴です。
マイルドな洗浄力でありながら、頭皮汚れをしっかりと除去。さらに頭皮トラブルをサポートする4種類の成分が、健やかな頭皮環境を整えるのに役立ちます。頭皮の乾燥やかゆみがあり、健康な髪を育てる土台づくりをしたい人におすすめです。
パラベンや香料が含まれているため、人によっては頭皮に刺激を感じることがあります。また、アミノ酸系のほかスルホン酸系の洗浄成分も使用されているため、頭皮が極度に荒れている人や、敏感肌の人は注意してください。
BAKUシャンプープレミアム
| 洗浄力 | 頭皮ケア成分 | 刺激性 | 特徴 | |
| BAKUシャンプープレミアム | マイルド（主な洗浄成分：ココイルグルタミン酸 TEA、コカミドプロピルベタイン） | センブリエキス（ハリ・ツヤ） リシンHCL（スカルプ成分） ピディオキシジル（スカルプ成分） | なし ※全ての人に刺激がないわけではない | ・ふさふさ成分のピディオキシジル配合 |
ハリやコシのある髪を実現したい人におすすめの育毛シャンプーです。
- マイルドな洗浄成分が汚れや余分な皮脂を優しく洗浄
- 2種類のスカルプ成分配合で健やかな髪へ
- ノンシリコン、合成着色料不使用で低刺激
ボリュームのあるふさふさ感のある髪や、うるおいのあるしなやかな髪へと導くスカルプ成分が2種類配合されています。アミノ酸系のマイルドな洗浄成分で頭皮や髪の毛を優しく洗い流しながら、清潔で健やかな髪を育てる土台づくりに役立ちます。
シリコンやパラベンなど、頭皮に刺激を与える成分は配合されていないため、敏感肌や乾燥肌の人にもおすすめです。
マイルドな洗浄成分を使用しているため、皮脂の多さが気になる場合は、洗浄力が物足りなく感じるかもしれません。シャンプー後も頭皮のベタつきが気になる際は、少し洗浄力の高い育毛シャンプーを検討してもよいでしょう。
スカルプＤ薬用スカルプシャンプー ドライ(乾燥肌用)
| 洗浄力 | 頭皮ケア成分 | 刺激性 | 特徴 | |
| スカルプＤ薬用スカルプシャンプー ドライ(乾燥肌用) | マイルド（主な洗浄成分：Ｎ-ラウロイル-Ｌ-アスパラギン酸ナトリウム） | グリチルリチン酸ジカリウム、アラントイン（フケ・かゆみ） | なし ※全ての人に刺激がないわけではない | ・7種類のハリ・コシ成分配合 |
頭皮の乾燥や髪のハリ、コシが気になっている人におすすめの育毛シャンプーです。
- 髪のハリやコシをサポートする7種類の成分を配合
- 毛穴詰まりの原因になる皮脂吸着成分配合
- 髪と頭皮を健やかに保つスカルプD EX成分
豆乳発酵液をはじめとするこだわりの保湿成分が配合されていて、髪と頭皮のうるおいを保ちます。頭皮の炎症を抑える成分も配合されているため、乾燥による頭皮のかゆみやフケが気になっている方におすすめです。そのほかにも、髪のハリやコシに役立つ成分も配合。土台である頭皮だけでなく、今ある髪のボリュームもサポートしてくれます。
メントールが入っているため、爽快感が苦手な人は注意が必要です。また、乾燥で頭皮が荒れている人にとっては刺激が強く感じるかもしれません。
低刺激で頭皮・髪にやさしい商品を探している人におすすめの育毛シャンプー
刺激が少ない、いわゆる低刺激な育毛シャンプーは以下の2つです。
| 洗浄力 | 頭皮ケア成分 | 刺激性 | 特徴 | |
| スカルプＤ薬用スカルプシャンプー ドライ(乾燥肌用) | マイルド（主な洗浄成分：Ｎ-ラウロイル-Ｌ-アスパラギン酸ナトリウム） | グリチルリチン酸ジカリウム、アラントイン（フケ・かゆみ） | なし ※全ての人に刺激がないわけではない | ・7種類のハリ・コシ成分配合 |
| アクティシャンプーアクティシャンプーR | マイルド（主な洗浄成分：ココイルリンゴアミノ酸Na） | グリチルリチン酸2K・トウキ根エキス・シャクヤク根エキス | なし ※全ての人に刺激がないわけではない | ・和漢植物エキス20種類配合 |
スカルプＤ薬用スカルプシャンプー ドライ(乾燥肌用)
| 洗浄力 | 頭皮ケア成分 | 刺激性 | 特徴 | |
| スカルプＤ薬用スカルプシャンプー ドライ(乾燥肌用) | マイルド（主な洗浄成分：Ｎ-ラウロイル-Ｌ-アスパラギン酸ナトリウム） | グリチルリチン酸ジカリウム、アラントイン（フケ・かゆみ） | なし ※全ての人に刺激がないわけではない | ・7種類のハリ・コシ成分配合 |
敏感肌でシャンプーを選ぶ人や髪のハリ、コシが気になっている人におすすめです。
- 髪のハリやコシをサポートする7種類の成分を配合
- 毛穴詰まりの原因になる皮脂吸着成分配合
- 髪と頭皮を健やかに保つスカルプD EX成分
メンソール配合で爽快感が苦手な人には向いていませんが、頭皮には優しい成分が洗浄力の主成分となっています。保湿成分が潤沢に含まれているため潤いを保つのにも有効です。
そのほか、髪のハリやコシを守る成分も配合されており、頭皮と髪の毛を両方保護してくれる育毛シャンプーです。先述のとおりメンソール配合であるため気になる人もいるかもしれませんが、頭皮の肌荒れなどを気にする人におすすめできます。
アクティシャンプーアクティシャンプーR
| 洗浄力 | 頭皮ケア成分 | 刺激性 | 特徴 | |
| アクティシャンプーアクティシャンプーR | マイルド（主な洗浄成分：ココイルリンゴアミノ酸Na） | グリチルリチン酸2K・トウキ根エキス・シャクヤク根エキス | なし ※全ての人に刺激がないわけではない | ・和漢植物エキス20種類配合 |
頭皮への負担を気にするのであれば検討したい育毛シャンプーです。
- 20種類の和漢植物エキス配合
- 過剰な皮脂や毛穴の汚れを落とす
- ノンシリコン配合で地肌にも髪にも優しい
洗浄力の主成分はアミノ酸系で肌に優しく、また頭皮ケア成分も豊富に含まれています。和漢植物エキスを20種類配合しているため、頭皮だけではなく髪の毛にも優しいシャンプーです。また、洗浄力も高く、汚れを洗い流す能力も高いとされています。
髪や頭皮をいたわりたい人におすすめですが、天然成分由来のためか髪の毛がきしむ人もいるようです。先述のとおり洗浄力は高いため、きしみが気にならないのであれば使ってみる価値はあるでしょう。
【薄毛対策】効果的な育毛シャンプーの使い方
育毛シャンプーの普通に使っても、効果を感じにくい可能性があります。育毛シャンプーには効果的な使い方があり、実践することでより高い効果を実感できるでしょう。具体的には以下の6ステップで使います。
- シャンプー前にブラシで髪をとく
- 予洗いを38度程度のお湯で行う
- シャンプーを適量手に取り、泡立ててから全体につけて洗う
- 洗い流すときもシャワーの温度は38度以下
- シャンプー後はブラッシングをしてすぐに乾かす（ドライヤーを近づけすぎない）
- 清潔な枕で就寝して完璧！
シャンプー前にブラシで髪をとく
いきなりお湯で流して髪を洗う前に、ほこりを落としておくとシャンプーの効果が高くなります。予洗いしても良いのですが、さらに前準備としてブラッシングを行うようにしましょう。
予洗いを38度程度のお湯で行う
シャンプーを付ける前には予洗いを実施します。熱すぎると頭皮にダメージを与えてしまうため、38度前後のお湯で1分ほど揉み洗いをしてください。ブラッシングと併せて行っておくと、シャンプーの洗浄力がより高くなります。
シャンプーを適量手に取り、泡立ててから全体につけて洗う
シャンプーする際には直に液体を付けず、手で泡立ててから洗うようにしましょう。摩擦で頭皮が傷んでしまわないための配慮です。洗う際も爪を立てず、指の腹の部分でマッサージするようなイメージで洗うようにしてください。
洗い流すときもシャワーの温度は38度以下
予洗いと同じく、洗い流す際もシャワーの温度は38度前後かそれ以下にするようにしてください。高温で流そうとすると頭皮がダメージを受けてしまうためです。シャンプーが残らないように、丁寧に洗い流すのもお忘れなく。
シャンプー後はブラッシングをしてすぐに乾かす（ドライヤーを近づけすぎない）
洗い流した後は早めにブラッシングをして乾かすようにしましょう。放置していると雑菌が繁殖し、頭皮や髪に悪影響を与えます。ドライヤーの際は近づけすぎて髪が痛まないよう、距離をとって使うようにしてください。
清潔な枕で就寝して完璧！
せっかくきれいにした後に、清潔ではない枕を使用すると雑菌が頭皮に付着して肌トラブルにつながる可能性があります。枕は常にきれいにしておき、就寝時にはきちんと手入れができた状態で使用するようにしましょう。
薄毛を改善したい・髪を増やしたい場合はAGA治療がおすすめ
よく混同されますが、育毛と発毛は別物です。育毛シャンプーでできるのはあくまでも髪の毛を育てることであり、発毛効果はありません。より高い効果を望むのであればAGA治療がおすすめです。
発毛促進剤を含んだシャンプーもあるにはありますが、効果が出るまでには時間がかかります。専門医がいるAGAクリニックを受診すると、同じだけ時間がかかっても原因から解決策を提示してもらえるため、効果の実感度合いが違います。本気でAGA治療を検討しているのであれば、AGAクリニックを受診しましょう。
育毛と発毛・増毛の違い
育毛と発毛、増毛には以下のような違いがあります。
- 育毛：髪の毛を太くして抜けにくい髪の毛に育てること
- 発毛：毛が生えなくなった毛穴を復活させて再び毛を生えさせること
- 増毛：1本の髪の毛に人工毛などを結び付けて髪の毛が増えたように見せること
それぞれ行う治療や対処法が異なります。目的と予算に応じて、必要な処置を受けるようにしましょう。
薄毛・抜け毛で後悔する前にAGA治療の「早期受診・診療」を心がけよう
育毛シャンプーを使用することで、ある程度AGA対策にはなります。しかし、進行してしまっている場合はAGAを食い止める効果はあまり期待できないのが現状です。AGA対策を行うのであれば、AGAクリニックを早期に受診し、自身の症状や原因に適した治療を受けるのがおすすめです。
AGA特化遠隔診療サービス「Pesod」では、医師によるオンライン診療に医薬品・発毛剤・育毛剤を組み合わせたパーフェクトトータルケアをサポート。遺伝子検査に基づいた発毛のためのプログラムを策定・提供する医療機関とのマッチングが叶います。
医師による診療は、無料で行えるので、薄毛・抜け毛に悩んでいる方は、まずは「Pesod」のオンライン診療を受けてみてはいかがでしょうか。
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